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業務内容

業務内容
当社は平成10年の創業以来、一般住宅や鉄骨、倉庫の基礎工事をはじめ、橋脚、学校、立体駐車場などの鉄筋工事を行っています。数々の現場を通じて技術力の向上を図るとともに、国土交通省が推進している「建設キャリアアップシステム」を導入し、労働環境の整備にも力を入れています。
ここでは、当社の主力業務である鉄筋工事についてご紹介します。

鉄筋工事とは

鉄筋工事とは
建設物における鉄筋を人体に例えると、体の重量を支える骨格にあたります。背骨や肋骨の役割を果たす主筋・あばら筋・帯筋などを網目状に組み立てる作業が鉄筋工事で、この工事によって建設物の耐久性や耐震性を確保できます。

鉄筋工事後にコンクリートを流し込むため鉄筋は隠れますが、内部では建設物の強度を高め、重量を支える大きな役割を担っています。

鉄筋工事の流れ

1. 加工帳・施工図作成

加工帳・施工図作成
まず当社が現場入りする前に、協力会社の構造設計担当者が構造図を作成します。その後、構造図をもとに建設会社の担当者が施工図を作成します。当社はその図を参照して、どのような手順で鉄筋工事を行うのか検討します。

2. 鉄筋加工

鉄筋加工
現場で組み立てる鉄筋は、コンクリートの中に適切な間隔で収まるようにするため、切断や曲げ加工が必要です。熟練の知識と経験をもとに、鉄筋の最適な形状や長さを計算し、鉄筋加工場に加工を依頼します。

3. 配筋、段取り

配筋、段取り
施工図をもとに加工された鉄筋を配置します。コンクリートは押される力に強い反面、曲げや引っ張りには弱い特徴があります。その弱点を補うために鉄筋を組み合わせますので、箇所に応じた適切な配筋工事が必要です。

4. 嵌合・結束

嵌合・結束
鉄筋を配置し、組み立てる工程の中には必ず鉄筋同士を接続する作業があり、それを嵌合(かんごう)と言います。当社ではガスの熱で圧着する方法と、接続部にエポキシやグラウトといった接着剤を注入する方法を使い分けています。嵌合後は鉄筋を細い針金で結んで固定します。

5. 自主検査

自主検査
完成した鉄筋の強度や安全性などを確認するため、規定に則った自主検査・点検を実施します。品質に問題がなければ、外部機関が配筋検査を行い、コンクリート打設の準備が始まります。

作業の様子

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